ARCで日本語を教えているミミ先生が、
みなさんの日本語や日本文化の質問に答えます。

Q:「私は数学が上手です」という文はヘンですか。
A:では、2つのポイントで見てみましょう。
まず1つ目は「私」と「上手」。
上手というのは、何かをする能力や技術があって、レベルが高いという意味です。
それは自分が決めることではなく、他の人から見て…ということですから、この文のように自分については使わないほうがいいですね。
また2つ目は、「数学」と「上手」。
上手はスポーツや料理、絵などについてもよく使いますが、「数学」や「化学」など勉強に使うと不自然な感じになります。
それは勉強が誰かの目でレベルを判断するものではないからでしょう。
ですから、この場合は「私は数学が得意です」がいいと思います。
「得意」なら、自分があることについて「好き」「自信がある」という意味で、レベルの高さは強調しません。
反対の「苦手」とあわせて、いろんな場面で使えますよ。


