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第67回 「子どもっぽい」「忘れっぽい」など、「~っぽい」が使えるようになりたいです。

第67回 「子どもっぽい」「忘れっぽい」など、「~っぽい」が使えるようになりたいです。

ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語や日本文化の質問に答えます。

 

 

 

Q:「子どもっぽい」「忘れっぽい」など、「~っぽい」が使えるようになりたいです。

 

:「~っぽい」の前には、名詞も形容詞も動詞も使うことができて、会話によく出てきますね。では意味を確認しましょう。

まず、名詞の場合は、「~の性質を持っている」ということ。「彼は子どもっぽい」は、「(もうおとななのに)子どもみたいだ」、「あの人の話はうそっぽい」は、「うそだと強く感じる」という意味です。

形容詞も「~性質が強い」こと。例えば「このバッグは安っぽい」は、「安い感じがする」ということです。一方、動詞の場合は「~傾向がある」という意味で、マイナスの結果に使われます。

例えば、「最近忘れっぽくなった」「父は昔から怒りっぽい」など。そうそう、「あきる」を使った、「あきっぽい」という表現もあります。

これは「何かを始めても、すぐに興味がなくなる性格」のこと。みなさんは…大丈夫ですよね?

 

 

 

 

 

 

 

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