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第3回 自己紹介のとき「わたしがアインです」と言ったら、先生に「わたしは、ですよ」と言われてしまいました。

第3回 自己紹介のとき「わたしがアインです」と言ったら、先生に「わたしは、ですよ」と言われてしまいました。

教えて!ミミ先生 第3回 

 

ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語の質問に答えます。

 

 

Q:自己紹介のとき「わたしがアインです」と言ったら、先生に「わたしは、ですよ」と言われてしまいました。

 

「は」と「が」の使い方について「よくわからない」と困っている人は多いと思います。


 これには、いくつかポイントがあるのですが、その中に「は」の後ろに「新しい情報」、「が」は前に「新しい情報」がくるというルールがあります。

ですから、自己紹介のとき、あなたがいるのはみんな知っているので、「わたしは」の後ろに新しい情報(=名前)を言います。

 もし、「わたしが」と言ってしまうと、みんながあなたの名前を知っていて(有名人?)、「わたしが、そのアインです」という意味になってしまうのです。

質問文も「何が好きですか」「あれは何ですか」というように「何」は、「が」の前、「は」の後ろにきますよね。


 ところで、日本語の勉強はどうですか。答えが「日本語の勉強は楽しいです」なら、わたしはうれしいです。