このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。
日本でびっくりしたこと
トゥラ アウン(ミャンマー)
私は日本に来てからもう四か月になりました。日本は自分の国と比べたら先進国です。自分の国より何歩も発展していてとても素晴らしいと思います。
日本に来てからの四か月に見たことがない経験、したことがない色んな事が見られて「へえ、そんなこともあるんだ」ってびっくりしたことがあります。
日本へ来てまだ一週間も経ってないころ、私は日本に長期間住んでいる先輩と一緒に品川区にある戸越銀座というところへいきました。そこはとても賑やかで大きい商店街でした。
その銀座に来る人の中に乳母車を押して歩いている人をたくさん目にしました。私はつい「子供を育てている人がたくさんいるんだなあ」って思いました。乳母車だから中にはもちろん子供がいるのだろうなんて勝手に想像しました。
一緒に付き合ってくれた先輩に「日本では子供を乳母車で連れている人がたくさんいるよね」っていうと、先輩が笑って「乳母車の中ちゃんと見なさい」って言いました。
それで私がちゃんと確認すると、とてもびっくりすることを目にしました。
乳母車の中にいるのは子供じゃなくて子犬だったのです。
ほとんどの乳母車にいるのは子犬のようなペットでした。それから乳母車を押して歩いている人を目にしたら中には子供よりペットがいる確率がもっと高いってわかりました。
妙な経験だったんです。
私が今、書いたことは日本人にとっては普通かもしれませんが、ミャンマーから来日したばかりの私にとっては、とても不自然でびっくりするべきものでした。
来日してから四か月ぐらい経った私にとっては普通のことになりましたが、この事件は日本に来てから初めてびっくりしたことなので、一生忘れないことだと思います。