このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。
私の「やる気」
グエン ティ チン(ベトナム)
日本に来て4か月たった。日本の生活に少しなれてきた。授業で自分の「やる気」について分析し、日本語の勉強の「やる気」について考えた。その結果、私の「やる気」は、まわりの人のえいきょうが大きいことに気づいた。
私は中学のころ、日本のマンガを見て日本語にきょうみを持った。同じマンガが好きな友だちがたくさんいた。マンガはベトナム語にほんやくされていたが、絵の中にはまだ日本語の単語があった。新しいマンガが発売されると、友だちとマンガの話をすることが楽しかった。
それから、日本語の勉強をはじめた。最初はリスニング、文法など、新しい言語になれるのが非常にむずかしかった。しかし、先生はいつも、わからないことを教えて助けてくれた。クラスの中のみなさんも、仕事が忙しくても毎日勉強して模試の結果がよかった。私もがんばらなければならないという気もちになった。
日本に来た時、日本語ばかりのかんきょうになれるのが最初はたいへんだった。しかし、家族がおうえんしてくれて、先ぱいと学校の先生が手伝ってくれて、私は今も毎日日本語を勉強している。
このように、友だちや先生や家族など私の日本語の勉強にはまわりにさまざまな人がいた。つまり、私の日本語の勉強の「やる気」は、まわりのえいきょうが大きかったのだ。
これから私は、クラスの友だちや先生といっしょに日本語の勉強を続けていきたいと思っている。