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[学生の作文]進路決定は一人でするか、他者に相談するか(2)

[学生の作文]進路決定は一人でするか、他者に相談するか(2)

 

このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。

 



進路決定は一人でするか、他者に相談するか(2)

 

大学院進学クラス オウカキ(中国)

 

 中学生にとっても、大学生にとっても、進路決定はある一つの人生課題として、いつも悩みを招いている。進路決定は自分でするべきか、あるいは人に相談してから決めるべきかという質問に対し、確かに答えにくいが、人生の重要な課題を決めることは、人に相談して決めたほうが良いと考える。理由は次のようにまとめてみようと思う。

 まず、自分がやりたいこと、自分の向き不向きが分からない場合、無理せず自分より長く生きている人の意見を聞くと、将来の道、人生の目標をよりはっきりすることができる。自分と立場が異なる人のアイディアを聞き、先行者の経験を生かし、進路の方向を確かめることだけではなく、ある程度の不安と焦りを解消することができると考える。

 また、相談相手なら、友人、家族だけではなく、直接行きたい大学、就職先の先生や先輩たちに聞き、自分がホームページで調べた情報より、詳しい情報、もしくは自分にとって役に立つ情報などももらえると考える。

 しかし、「やはり自分の人生だ。他人と関係がない。」「他人の意見は絶対に正しいか?本当に自分に適しているか」などの質問をする人は必ずいると思う。確かに他人が自分の人生を決めることはよくないが、自分は何も調べずに他人の意見しか聞かない場合、結果が逆になる可能性がある。他人の意見を鵜呑みにせず、まず気に入る大学、会社の情報を収集し、オープンキャンパスなどに参加することが大切だ。抽象から具体まで自分のことを細かく分析してから人に相談し、聞いた話とアドバイスを参考にして進路を決めたほうが合理的だと考える。

 以上のことから、私は自己分析をしてから他人と相談して進路を決めることに賛成する。他人の意見を聞くことを通し、人生の道を探し出すことができると考える。