このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。
私たちができる小さなこと
―環境を変えるファーストフードや間食―
リ チョウギョク(中国)
21組では、2月の授業で「食」の問題について勉強した。授業で勉強した「食」の問題から考えたことについて述べたいと思う。
中国では、今、ファーストフードや間食が環境問題を引き起こしている。中国は年間2兆元の間食が食べられている。このうち、インスタントラーメンは年間400億食だ。そして、これらのファーストフードや間食の食べ残しや包装などが大量にある。それらの物が増えると捨てる場所がなくなり、環境問題を引き起こす。
では、ファーストフードや間食はどんな環境問題を引き起こすのであろうか。ほとんどのファーストフード食品や間食の包装はプラスチックでできている。プラスチックゴミを捨てる場所がないため、土に埋めるしかない。しかし、プラスチックは分解されにくいため、土地の汚染を引き起こす。もう一つの問題は、ファーストフードや間食の需要が高まり、それらを生産する工場が大量に増加していることである。CO2の排出量が増え、地球温暖化につながる。
これらの問題を解決するためには、私たちが行動しなければならないと思う。まず、ファーストフードや間食を自分の食事にしないというのはどうだろうか。例えば、できるだけ自分で食材を買い、自分で料理をすることは私たちにできることだと思う。また、忙しくて自分で料理をする時間がない場合は、間食の回数を減らすようにしよう。そうすれば、プラスチック汚染や生産工場の数を減らすことができると思う。
人々が気をつけて自分にできることを続けていけば、地球環境は徐々に良くなると思う。今、私たちができる小さなことから始めてみてはどうだろうか。