このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。
日本人の名前:失敗談
ルイス(ドイツ)
コミュニケーションの失敗について書きます。
今回ただしい名前を呼ぶときについて話します。
最近日本に来たばかりですから、まだ日本人の名前になれません。数週間前に新しい友だちを作りました。会ったときやメッセージなどで名前を呼びました。それは友だちの「名前」だと思っていました。
しかし、ある日、友だちが「なんでいつもイマイで呼んでるの」と聞きました。私も友だちもとてもびっくりしました。私は下の名前で呼んでいるつもりでしたが、どうやら名前と名字を取り違えていたようです。友だちはけげんな表情をしていました。私にとってとても恥ずかしい経験でした。
友だちがそれを言ったとき違う名前で呼んでいたことに驚きました。「ヤバッ」と考えて、「え、マジ?本当にごめん」と謝りました。とても恥ずかしかったのに、私と友だちは笑い始めました。友だちの笑顔のおかげで私もほっとしました。
そのときから、名前と名字を見分けられるように、名前を何度も聞いて、ただしい名前で呼ぶことをたしかめるようにしています。