教えて!ミミ先生 第29回
ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語や日本文化の質問に答えます。
Q:「~がります」は、どんなとき使いますか。
A:
自分以外の人の「さびしい」「うれしい」などの感情、「したい」「ほしい」という希望を言うときの表現ですね。
人の心の中はわかりませんが、「~がります」を使えば、「そのような様子だ」という意味になります。
みなさんが留学したら、次のような文が作れます。
例1)母がさびしがっています。
例2)弟も日本へ留学したがっています。
例3)妹はいつも日本の話を聞きたがります。
というように使います。
自分だけの意見の場合は、「~ようだ」のほうがよさそうですね。
これを使えば、家族について他の人に話すことができます。ぜひ、いろんな人を主語にして、文を作ってみてください。
注意してほしいのは、主語が目上の人の場合です。「~がります」は家族など身近な人に使うことが多い表現。「先生は新しいバッグをほしがっています」は言わないほうがいいですね。