教えて!ミミ先生 第1回
ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語の質問に答えます。
Q:日本のマンガ、とくに『鬼滅の刃』が大好きです。
「ボコボコ」とか「バタバタ」とか、もっとわかるようになりたいです。
A:日本語の勉強を始めるきっかけが日本のマンガやアニメだった、という人はとても多いですね。
好きなことをつづけるのは、日本語が上手になる一番の方法です。ぜひ、がんばってください。
ところで、「ボコボコ」や「バタバタ」について。
これは、音や様子をことばで表す「オノマトペ」ですが、外国では大人が使うと「子どもみたい」と言われることもあるそうです。
でも、日本語にはたくさんのオノマトペがあって、小さな子どもから老人まで日常会話でよく使います。
ぜひ、たくさん覚えてほしい…のですが、意味はなんとなくわかっても、使うのはとてもたいへん。
まず、今はマンガやアニメの世界で、オノマトペのもつ「イメージ」を楽しんでください。
そして、日本人との会話で使ってみてください。
不自然な使い方なら、日本人が「?」 という顔をすると思います。
そうすると、だんだん自然に使えるようになって、どんどん自然な会話ができるようになるはずです。